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■バイオテクノロジー業界活性化Phase2(vol.6)
─────────────────────────────────────
バイオ研究支援サイト『バイオ・コンシェルジェ』
BCメルマガ『バイオテクノロジー業界活性化Phase2 第6号
Bio Concierge Inc.
───────────────────┐ 2005年12月13日(火)vol.6
└ www.bio-concierge.com ──────
バイオ・コンシェルジェのメールマガジン「BCメルマガ」に新しくご登録の皆様、
ご登録ありがとうございます。「BCメルマガ」編集委員の鈴木です。
年末最後の特大学会、分子生物学会が先週末に終了しました。
ほっとしている方も多いでしょうね。
私もほっと一息といきたいところですが、学会が終わるごとに忙しくなるのは仕方ない
ところです。
なぜ?それは、メーカーさんの製品情報が大量に増えるからです。
バイオ・コンシェルジェのメインコンテンツのひとつの製品カテゴリ分類に登録されて
いる製品はまだまだ、氷山の一角です。
年末までに分類しなければならない製品が1万製品以上あります。
早く、ある程度の製品の掲載シェアは安定させて、特集などのコンテンツ作成に力を
入れたいものです。
試薬・消耗品の分類がかなり骨の折れる作業です。皆さんの製品へのコメントが私達
の力の源です。是非、コメントお願いします。
さて、今回は最近のTOPIXはお休みして、生化学会に引き続き、分子生物学会の動向
をお伝えします。
◆
2005年の分子生物学会動向
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
先週7日〜11日まで分子生物学会に参加した皆様、大変お疲れ様でした。
今年はヤフードームということで、寒いのだろうなぁと思っていたらやはり寒かったです。
しかも、ドーム以外にシーホークホテル福岡・ZeppFukuoka・九州医療センター・福岡
SRPセンタービル・九州大学という、会場だけでも覚えきれない(笑)数に分かれていて、
離れているんですよね。
今年の生化学会の神戸会場も会場が分かれてて、一苦労なんて、生化学会後のメール
マガジンに書きましたけど、神戸会場なんて目じゃないぐらいでした。
ヤフードームももう少し、イベント対策をして欲しいところです。
さて、本学会は分子生物学という専門的でありかつ一般的な研究分野に従事する研究
者が多く所属する学会のため、各議題分野は非常に多岐にわたっていました。
それぞれのシンポジウム・ワークショップが専門的であり、他の分野の方が入りづらいの
ではと思いきや、議題が変わるたびに多くの人が出入りするのには驚きました。
特定の分野の研究だけではなく興味がある内容なら例えそれが他の分野でも、研究情
報を積極的に得ようとするその姿に研究者の本質をみたような気がします。
各メーカーが企画するランチョンセミナーには30社以上の企業が参加し、その規模は
すでに業界最大級といっても過言ではないと思います。さすがに全てのランチョンセ
ミナーに参加できるわけもなく、私の見た限りの感想ですがどの会場もほぼ満席状態
で、特に比較的若手の研究者の参加が多く、若手不足が今後深刻となる日本において
何とも頼もしい限りでした。
そう思うとやはり、ワークショップ、セミナーの移動に手間がかからない、寒さ対策と
いったケアも必要な気がします。近くに休憩する場所もほとんどないでしたしね。
コーヒー1杯飲むのにも苦労しました。それも立ち飲み。
ポスター発表は4000超のエントリーがあり、その内容も様々で、ポスター番号ごとに研
究内容が分類されてはいましたが、目的の発表を探すのが一苦労でした。
また、その内容も核酸・タンパク・細胞という、1つの分野でもその内容には非常に多
岐にわたっており、残念ながら会期全てを費やしてもその全てに目を通すことができま
せんでした。
その中でも私の中で印象に残っているのは、インフォマティクスに代表されるシステム
バイオロジーの分野でした。今までのインフォマティクスというとパソコン上での数理
解析がメインで、ウェットと言われるいわゆる通常の実験とは一線を画していた印象で
したが、今回のポスター発表をみているとウェットの実験も独自に行っている所が多く、
インフォマティクスと区分けされていなければ気にならないぐらいでした。
逆にインフォマティクスに分類されないポスターでも盛んに数理解析が取り入れられ、
一部のポスターではインフォマティクス専門の研究にも優るとも劣らない状況でした。
現在、様々な実験データはどんどんデジタル化され、研究業界にもIT関連の技術も
多く入ってきています。素人にはどんどん複雑化してわかりにくくなってきているよう
にも見えますが、研究者としては実験手法が多いほどそれだけ目標に近づくことがで
きるので好ましい状況だと言えるでしょう。
最後に、本学会に参加しての感想ですが、生化学会や分子生物学会などの一部の
学会では学会規模が非常に大きくなり、今までと同じ運営方法では一部通用しない
状況にきているのではと感じたことです。これだけ多くの来場者に対して包括的にか
つ専門的な情報を、規模に対して短い時間で提供しなくてはならないというのは、当
事者でなくても容易に想像できるほど難しいことだと思います。
しかし、多くの研究者や休日にもかかわらず市民講座に参加される熱心な市民のた
めに、またこの業界全体の活性化のためにも、学会運営についてメーカー・研究者と
もに積極的に考えなくてはならない時期に来たのではないでしょうか。
(F)
◆
経済的バイオ関連情報(第3回)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
前回の「経済的バイオ関連情報」では大阪に本社がある製薬企業5社を紹介しました。
今回は東京に本社がある製薬企業の株価をみていきます。前回同様、日経平均株価
がバブル後最安値を付けた2003年4月28日の株価と今年10月末現在の株価とを比較し、
最近はどのような動きなのかを見ていきましょう。
(日経平均株価はバブル後最安値を付けた2003年4月28日が7,607.88円、
今年10月末は13,606.50円。約78.8%の上昇)
(紹介順はコード順)
■アステラス製薬(4503/東証一部、大証一部、名証一部)
設立:1939年3月20日 上場:1949年5月1日
本社:東京都中央区
事業構成:医薬品・関連製品99%、他1%
URL:http://www.astellas.com/jp/
売上高:2874億円(2005年9月期)
今年4月に山之内製薬と藤沢薬品工業の合併企業。降圧剤ミカルディス、高脂血症薬
リピトールが好調。泌尿器用薬ハルナールは今年2月に国内特許切れ。
2003年4月28日:2,950円
2005年10月末日:4,150円 (+40.6%)
■中外製薬(4519/東証一部)
設立:1943年3月8日 上場:1956年3月1日
本社:東京都中央区
事業構成:医薬品98%、その他2%
URL:http://www.chugai-pharmco.jp/
売上高:1531億円(2005年6月期)
2002年ロシュグループ入りすると共に、日本ロシュとも合併。抗インフルエンザウイ
ルス剤タミフルは2001年から輸入販売開始。
2003年4月28日:1,210円
2005年10月末日:2,540円 (+110.0%)
■エーザイ(4523/東証一部、大証一部)
設立:1941年12月6日 上場:1961年9月1日
本社:東京都文京区
事業構成:医薬品96%、その他4%
URL:http://www.eisai.co.jp/
売上高:1609億円(2005年9月期)
アルツハイマー治療薬アリセプト、抗潰瘍剤パリエットの販売がより拡大。
さらに、抗てんかん剤ゾネグランがヨーロッパで承認追加。ボストン研究所の創薬機能
拡大やスイス、スウェーデンに販売会社を設立。
2003年4月28日:2,100円
2005年10月末日:4,540円 (+116.2%)
以上の3社は単純比較できるのですが、以下の2社は比較ができなかったため、先月末
の株価をご紹介したいと思います。
■第一三共(4568/東証一部、大証一部、名証一部)
設立:2005年9月28日 上場:2005年9月28日
本社:東京都中央区
事業構成:医薬品85%、その他15%
URL:http://www.daiichisankyo.co.jp/
売上高:4518億円(2005年9月期)
第一製薬と三共が合併して誕生。2007年3月までに非医療事業のグループ外自立を、
4月に医療用医薬品事業を統合し、グループ統合作業を完了の予定。
循環器、糖代謝、感染症、癌、免疫・アレルギー、骨・関節の6つを研究開発重点
領域とする。
2005年10月末日:4,150円
■三菱ケミカルホールディングス(4188/東証一部、大証一部)
設立:2005年10月3日 上場:2005年10月1日
本社:東京都港区
事業構成:石油化学44%、機能化学22%、機能材料15%、ヘルスケア12%、
サービス7%
URL:http://www.mitsubishichem-hp.co.jp/
売上高:24000億円(2006年3月期見込)
三菱化学と東京田辺製薬が合併し、医薬事業部門が分社化され出来た三菱東京製薬と
吉富製薬とミドリ十字が合併して出来たウェルファイドがさらに合併して出来た三菱ウェル
ファーマ。現在は今年の10月より三菱化学との持株会社三菱ケミカルホールディングス
の子会社となる。
医療用医薬品個別売上としては、5-HT2ブロッカー「アンプラーグ」の売上が中間期
レベルで10億円増、通年では20億円増を期待。その他はおおむね横ばい。
2005年10月末日:724円
以上、今回は東京に本社がある製薬企業5社ご紹介させていただきました。
前回の記事で製薬企業は安定的なディフェンシブ銘柄ではという見解をしました。
しかし、今、話題のインフルエンザ特効薬タミフルを販売する中外製薬のように、何かひと
つが当たれば、ディフェンシブ銘柄でありながら株価の上昇が見込めるというのが製薬企
業の特長ではないでしょうか?
(とは言うものの、この場合の株価の上昇の原因、インフルエンザが流行してしまう…
それはそれで困りもの何ですけどね。)
なお、いつものお願いですが、投資に関する判断はあくまで自己責任で行ってください。
日本の製薬企業の話を聞いたら、「じゃぁ、海外は?」と思う方が大勢いらっしゃるか
と思います。そこで次回は海外の製薬企業についてご紹介したいと思います。
(H)
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バイオ・コンシェルジェでは、研究者の方々からのご意見をどんどん取り入れていきます。
ご意見・ご要望は
こちら
まで
◇◇BCメルマガ登録キャンペーン当選者発表◇◇
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BCメルマガキャンペーン として、11月30日までにご登録いただいた方を対象に抽選で
5名様にiPod shuffleのプレゼントキャンペーンを実施しました。
当選者は以下の5名様です。来年も様々なキャンペーンを登録者対象に行なっていきたい
と思います。
【当選者】
○松本様(製薬・大阪)
○斉藤様(公的研究機関・茨城)
○村山様(北里大学・東京)
○上西様(機器メーカー・東京)
○奥田様(製薬・大阪)
おめでとうございます。商品は12月中旬頃発送予定です。
ささやかな、クリスマスプレゼントになりそうです。
当選者の方からのコメントを抜粋します。
【当選の連絡を受けてびっくりしています。iPod shuffleはPCのメモリとしても使える
ので、かなりうれしいです。バイオ・コンシェルジェのようなサイトがあればと前から思
っていたので、情報収集がんばってください。期待しております。】
ありがとうございます。
引き続き、バイオ・コンシェルジェメールマガジン『BCメルマガ』のご購読を宜しくお願
いいたします。
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┃編┣━┫後┣━┓
┗━┫集┣━┫記┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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研究者の方々にとって、学会(特に大きい学会)では発表の場と同時に、新製品を探す
場となっていますが、それと同様(いや、それ以上の人も??)同窓会としての意味合
いも強いみたいですね。
それは展示メーカーの方々にとっても同じようです。同窓会という意味合いではないで
すが、私もメーカー出身なので、以前のお客さん2人にばったり会いました。
当時、大型製品を導入していただいた研究室の方で、ものすごく迷惑をかけてしまって
いた方でした。。。
おひとりは、既に他の研究室に移っていらして、『あの製品にはお互い大変な思いをさ
せられたねぇ〜』なんて笑って話せました。もうひとりは、その研究室にいらして、製
品を使っています。
気まずいなぁと思って、『今でも、心苦しいです。』って言ったら
『もう関係ないでしょ〜。応援するからがんばって』と言っていただきました。
こんな再会もありがたいものですね。
(鈴木)
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発行・編集 バイオ・コンシェルジェ株式会社
バイオ・インフォメーション・ニュース編集部
購読中止・登録情報更新:
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