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■バイオテクノロジー業界活性化Phase2(vol.33)

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バイオ研究支援サイト『バイオ・コンシェルジェ』
BCメルマガ『バイオテクノロジー業界活性化Phase2 第33号
Bio Concierge Inc.
───────────────────┐ 2007年1月9日(火)vol.33
                             └ www.bio-concierge.com ─────

バイオ・コンシェルジェのメールマガジン「BCメルマガ」に新しくご登録の皆様、
ご登録ありがとうございます。「BCメルマガ」編集委員の鈴木です。

新年おめでとうございます。
今年も『バイオ業界活性化』を目指してがんばりますので宜しくお願いいたします。

今年は亥年ですので、年賀状で『猪突猛進でがんばります』といった事が書かれているのを目にした方もいらっしゃるのではないでしょうか?

メディアでも知事や政界の重人(なんと民主・小沢さんまで!!)も抱負に掲げてます。

でも、猪突猛進って
『周囲の人のことや状況を考えずに、一つのことに向かって猛烈な勢いで突き進むこと。』が本来の意味。

「─して敵の策にはまる」 などと使うのが本来の姿です。

皆さん、間違っても今年の抱負で使うのはやめましょう。
慌てふためいて、周りを見ずに行きますよってことですから。

使っている人がいたら、チクリと『回り見ろよ』って言ってあげてください。

さて、もう1件。

Exileというアーティストのメンバーがベーチェット病という特定疾患を患っているというニュースで初めてベーチェット病を知りました。
以前は遺伝によるものが多い、男性に多いと言われていたものらしいのですが、最近では遺伝がすべてではなく、女性とも半々とのことです。

地域性もあり(北海道、東北に多いらしい)、特に世界でも日本が最多発国。
ちなみにExileも北海道出身らしいです。

病因は現在でも不明らしく、どうして地域性があるのかもまったくもってわかりません。

HLA-B51あるいはその遺伝子座の近傍に本症の発症感受性遺伝子が存在すると考えられ、現在解析中だそうですが、なんとか原因解明をして欲しいものです。

詳しくは、
難病情報センター
http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/108.htm
をご確認ください。

ご意見・ご要望がありましたら
info@bio-concierge.comまでお気軽にご連絡ください。

最近のTOPIXからつまみ食い
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「米のバイオ企業がBSEに感染しない牛を開発。
                ・・・諸問題により食べられませんが」

アメリカのバイオ企業・ヘマテック社が、遺伝子組み換え技術を用いたBSE感染しない牛の開発に成功しました。この牛はBSE感染の元になるプリオンタンパク質の遺伝子を人為的に欠損させており、理論的にはBSEに感染することがありません。

同社はこの牛に人為的に異常プリオンを注入し、本当にBSEに感染しないかテストを行っている最中で、早ければ半年後に結果が出るとのことです。

BSEに感染しない牛が開発されれば、牛由来の血清やタンパク質抽出物の安全性が飛躍的に高まり、これらを用いた医療や研究が容易になることが期待されます。

ヘマテック社へはこちら(英語)
http://www.hematech.com/
BSEの原因とされるプリオンタンパク質は、もともとは神経細胞の発達に必要な物質として正常な牛の脳内にも存在しています。BSEに感染(異常プリオンタンパク質が体内に入る)すると、異常プリオンが正常プリオンの構造を変化させ、異常プリオンにしてしまうということがこれまでの研究で解明されました。

しかし、なぜ異常プリオンが出来てしまうのかについては、ウイルスが原因であるとする説の他にも複数の仮説が立てられていますが、正確なことはまだ良くわかっていません。

ヘマテック社では、正常・異常に関わらずプリオンの存在がBSEの原因になることに着目し、そもそもプリオンを持たない牛を開発するという手法で、この問題を解決しようとしました。

遺伝子操作によってプリオンタンパク質遺伝子を欠損した細胞を作り出し、この細胞から12頭のクローン牛を作成しました。これらすべての牛の脳内にはプリオンは存在しておらず、現在2年以上は経過しているこれらの牛はすべて正常に発育しているとのことです。

マウスを用いた研究では、人為的にプリオン遺伝子を欠損させたところ、出生直後は正常でも、発育途中で運動失調や長期記憶・学習能力低下などの異常が見られています。

このことからも正常プリオンが神経細胞の正常な発育に何らかの影響を与えていると推測できますが、今回の遺伝子組み換え牛がこれらの諸問題をクリアしているかが今後の注目ポイントだと思います。

もし、これらの遺伝子組み換え牛が正常に発育を続け、自然交配で子孫を作ることが出来れば、これら牛由来の工業製品を大量に製造することが可能になるでしょう。

BSAやbeef extractを購入される方なら良くご存知でしょうが、現在これらの試薬パッケージには必ず、今のところBSE感染が報告されていない産地の牛が原材料として使われていることが明記されているはずです。

当然、このような産地は限られているので、試薬メーカーとしては安全な原材料の安定的な確保に躍起になっています。これらの労力は(現在は企業努力によって価格が抑えられていても)そのまま試薬コストに跳ね返ってきますので、BSEの問題はわれわれの食卓のみならず、バイオの分野にも確実に影響を及ぼしているのです。

先ほど、一部の遺伝子組換え食品の安全性をアメリカのFDAが認めましたが、当分の間この牛が食卓に上る機会はないでしょう。しかし、血液製剤をはじめとした各種医療品や、培地、バッファーの試薬としてこれらの牛由来の成分が流通する日は案外近いのではないでしょうか。

info@bio-concierge.comまでお気軽にご連絡ください。

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┃編┣━┫後┣━┓
┗━┫集┣━┫記┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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心臓病を防ぐ効果があるという紅茶に重大な欠点が!
ミルクを入れて飲むと効果がなくなるということがドイツのベルリン医科大で発表されましたが、これは私にとって重要です。

酒より牛乳、どんな食事にも牛乳が一番あうと考えている私にとって、紅茶はやっぱりロイヤルミルクティー。
心臓病予防を考えて飲んでいるわけではないですが、効果があるに越したことはなかったのですが。。。無念です。
                                             (鈴木)
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発行・編集 バイオ・コンシェルジェ株式会社
        バイオ・インフォメーション・ニュース編集部

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