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■バイオテクノロジー業界活性化Phase2(vol.27)
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バイオ研究支援サイト『バイオ・コンシェルジェ』
BCメルマガ『バイオテクノロジー業界活性化Phase2 第27号
Bio Concierge Inc.
───────────────────┐ 2006年10月4日(火)vol.27
└ www.bio-concierge.com ─────
バイオ・コンシェルジェのメールマガジン「BCメルマガ」に新しくご登録の皆様、
ご登録ありがとうございます。「BCメルマガ」編集委員の鈴木です。
Topixでノーベル賞の話題に触れていますが、文学賞にもかなり興味があります。
日本人では、
1968年 川端康成氏
1994年 大江健三郎氏
と過去2人受賞しています。
しかし、今回、村上春樹氏がノーベル文学賞受賞の噂が立っています。
これは、フランツ・カフカ協会により決定されたチェコの文学賞「フランツ・カフカ賞」を3月に受賞したからだそうで、現代の世代に多く読まれる村上氏が本当に受賞できるかどうか、ものすごく期待しています。
ご意見・ご要望がありましたら
info@bio-concierge.com
までお気軽にご連絡ください。
◆
最近のTOPIXからつまみ食い
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「今年のノーベル医学生理学賞はアメリカの2教授に授与
:RNAiの研究が評価される」
スウェーデンのカロリンスカ研究所は(ノーベル医学生理学賞の選考委員会が設置されている)、今年のノーベル医学生理学賞をアンドルー・ファイアー教授(アメリカスタンフォード大)とクレイグ・メロー教授(アメリカマサチューセッツ大)に授与することを発表しました。
受賞理由として、RNAiという現象を線虫で発見し、これを利用した研究の発展に寄与したことがあげられました。
授賞式は今年の12月10日にストックホルムで開かれ、同賞とともに賞金1000万クローナ(約1億6000万円)が贈られる予定です。
ノーベル財団のページはこちら
http://nobelprize.org/
カロリンスカ研究所のページはこちら
http://ki.se/
皆さんご存知のようにRNAiは線虫のみならず菌類から哺乳類にまで渡る多くの生物で見られる遺伝子発現阻害のシステムです。このシステムは今まで、膨大な数の突然変異体の作成と維持や、遺伝子組み換え技術を用いたノックアウト生物の作成が必要だった個々の遺伝子機能解析の実験手法を大幅にスリムにした画期的な発見でした。
また、最近では単に個々の遺伝子の機能解析に使用されるだけではなく、ヒトの疾患治療への実用化があと一歩といったところまできている技術であり、今後も発展が期待される分野であります。
今回の受賞は、これらの業績を評価するとともに、この技術を利用して今後ますます盛んになるであろう遺伝子治療の発達と、それによって多くの人が恩恵を受けること考慮した結果だと思われます。
面白いことに、今回のノーベル医学生理学賞の選考に使用した論文には、彼らがRNAiを発表する14年前に日本人によって発表された論文が含まれていました。
この論文は、水野猛名古屋大教授(分子細胞機構学)らによって発表されたもので、大腸菌におけるRNAの転写阻害効果を示したものでした。
水野教授らは、大腸菌でこのシステムを発見しましたが、当時の研究ではその他の生物(特にヒト)との共通性が見出せず、それほど大きな話題にならなかったそうです。
RNAiも発表当時は多くの疑いの目を向けられた、突拍子もない研究内容でしたが、いまやPCRのように世界中の研究者が扱う1実験手法になっています(PCRが発表されたときも、最初はいろいろと批判があったようです)。
水野教授らが今のRNAiの研究を行っていたときには、周囲からは奇異の目で見られていたのかもしれません。しかし、偉大な業績の中には必ずといっていいほど、それの元になった数多くの小さな発見が含まれていると思います。
以前はどこの大学・研究所にも大抵、傍から見れば「アヤシイ」としか思えない研究を行っている研究者の1人か2人は見受けられました。研究業界に成果主義がそれほど持ち込まれていなかった時には、その研究も許されていたかもしれませんが、現在の風潮だと彼らに対する風当たりも強くなっていることと思います。
こういった一見特異な研究に対する各種研究費の割合は、最近ではどんどん少なくなっていき、またその傾向も定着化しつつありますが、果たして本当にこれが正しい評価なのでしょうか。
ひょっとしたら、彼らの研究に対する評価が高くないのは、その研究があまりにもレベルが高すぎる(もしくは時代に即していない)ため、正当な評価が出来ないという可能性もあるのではないでしょうか。
今回のノーベル医学生理学賞のニュースと水野教授の話題を取り上げた今回も、科学研究の成果主義についてもいろいろと考えさせられました。もしかしたら、未来のノーベル賞受賞候補は、研究費がとれない隣のオンボロラボにいるかもしれません(笑)。
ご意見・ご要望がありましたら
info@bio-concierge.com
までお気軽にご連絡ください。
◆
新規案件(創薬・バイオの専門マーケットプレイス)
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案件名:API製造
サービスエリア : CMO
ステージ : Research
提案受付期限 : 2006-10-12
希望開始時期 : 2006-12-28
希望期間 : 3ヶ月以内
希望地域 : 日本全国
予算 : 500〜1000万円
サービスエリア : CMO
開発ステージ : Research
開発対象 : 医薬品(低分子)
疾患領域 : その他
提案依頼内容 : リサーチグレードのAPI(低分子)の合成を検討しています。将来的にプロセス開発、GMPグレードまでの製造が可能なCMOを希望します。
化合物 :低分子(CDAの元に情報を開示)
合成規模 :100g程度
グレード :リサーチグレード
合成ルート:確立済み(特殊な合成ステップなし)
詳しくは
http://www.e-biobiz.com/
をご覧下さい。
◆
構造生物学国際ワークショップ開催のお知らせ
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10月18日(水)〜21日(土)に、理研横浜研究所・横浜市大鶴見キャンパス(横浜市 鶴見区)で実習を含む構造生物学ワークショップが開催されます。
これは北京で開催されるICSG2006のサテライトワークショップで、国内外のエキスパートから実地で学ぶことのできる又とないチャンスだと思います。
『プログラム』
10月18日(水)〜21日(土)
【 無細胞系タンパク質合成 】
オーガナイザー:遠藤 弥重太(愛媛大)
横山 茂之(理研)
10月20日(金)
【 膜タンパク質のハイスループット大量発現、精製、結晶化 】
オーガナイザー:岩田 想
(Imperial College London, Diamond Light Source,
ERATOヒト膜受容体構造プロジェクト)
10月19日(木)〜20日(金)
【 X線結晶構造解析法を用いた自動構造解析 】
オーガナイザー:田中 勲(北大)
Paul Adams(Lawrence Berkeley National Laboratory)
10月19日(木)〜21日(土)
【 NMRを用いた自動構造解析 】
オーガナイザー:廣明 秀一 (横浜市大)
詳しくは
http://www.bio-concierge.com/exhibit/detail/21.php
をご覧下さい。
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┃編┣━┫後┣━┓
┗━┫集┣━┫記┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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村上氏の『ノルウェーの森』を始めとした著作はだいたい読んでいます。
学生時代にほとんど読破したもので、最近はとんとご無沙汰ではあるが、大学時代など、既に読んだ本を英訳されたもので読み直すということで、英語の勉強をしようとしたのです。
その時は、英訳がこんなにでているんだぁってぐらいにしか、思わなかったのが、世界的にかなり読まれているのは今回初めてしりました。
(鈴木)
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