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■バイオテクノロジー業界活性化Phase2(vol.18)
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バイオ研究支援サイト『バイオ・コンシェルジェ』
BCメルマガ『バイオテクノロジー業界活性化Phase2 第18号
Bio Concierge Inc.
───────────────────┐ 2006年5月30日(火)vol.18
└ www.bio-concierge.com ──────
バイオ・コンシェルジェのメールマガジン「BCメルマガ」に新しくご登録の皆様、
ご登録ありがとうございます。「BCメルマガ」編集委員の鈴木です。
今回は、前回のメールマガジンでも触れたBIOEXPOについて、バイオ・コンシ ェルジェのスタッフがレポートします。
学会及び併設展示会とは違ったBIOEXPOについては様々な意見があると思いま すが、皆さんは、どういった印象を受けたでしょうか?
ご意見・ご要望がありましたら
info@bio-concierge.com
までお気軽にご連絡ください。
◆
BIOEXPOダイジェスト(講演編)
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今年も第5回国際バイオEXPO(第19回インターフェックスジャパンと同時開催)に参加してきました。
場所は前年と同様に東京ビックサイト、会期は5月17日から19日という概要で、参加企業数は過去最大規模。開催期間中はあまり天気に優れませんでしたが、今年も多くの来場者が来ていました。
初日の5月17日には、バイオのみならず経済界から著名人を集めた基調講演が開催され、多くの聴衆を集めていました。そのほかにも3日間の会期に特別講演・研究成果発表フォーラムプログラムなど250の講演が開催され、どれも熱心な聴衆が議論に耳を傾けていました。
研究成果発表は通常の学術学会とは異なり、具体的な製品開発を前提とした研究内容が多く、既に各企業と提携して研究を行っている研究室が多かったのが印象に残りました。
その中でも、新薬開発よりもマイクロアレイやDNA解析など、既存の技術を臨床検査に応用する分野の方が活発な印象を受けました。これはおそらく、薬の開発には非常に多くの時間・金銭コストがかかるため、比較的小規模で製品化できる検査分野に注目が集まっているからだと思います。
また、現在考えられているバイオチップ・バイオセンサーは、試薬だけではなくプラスチック・金属などの素材開発や微細加工、検出器の小型化や精度向上など様々な分野からのアプローチがなされており、これがこの分野の活性化の一員だと思われます。実際にバイオチップ・バイオセンサーの発表には多くの聴衆が集まり、常に立ち見が出るほどでした。
特別講演はやはり、すでに製品化が検討されているゲノム情報を用いた創薬やガン治療、機能性食品の開発などの詳細が発表され、多くの企業参加者がライバルの動向をうかがっている様子が印象に残りました。
実際は、この分野は競争が激しいため、今回発表された内容よりも何段階も先まで研究開発が進んでいることと思われますので、これらの技術を用いた製品の登場はもう間近なのでしょう。
次は展示ブースについてのレポートです。
◆
BIOEXPOダイジェスト(展示編)
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展示エリアでは、以前から導入されているカテゴリごとに分けた展示エリアがさらに細分化され、どのブースにも多くの企業が展示ブースを出していました。
特に今年はバイオチップ・受託サービスエリアの拡充が見受けられ、去年にもまして多くの企業が展示されていました。バイオチップは臨床での応用、受託サービスは製薬企業におけるコスト削減の影響をうけての事だと思われますが、この流れは当分続くものと思われます。
また海外ブースも、日本語対応可能なことも相まって積極的な企業交流が行われていました。個人的には、新規参入者を集めたバイオベンチャーエリアの立地とそのカテゴリわけについて、もう少し考慮した方が良いのではないでしょうか。
バイオベンチャーというカテゴリわけも良いのですが、内容は他のエリアに該当する企業が多く、目的別展示という点では不便だと思います。
また、このカテゴリわけされたブース配置は、特定の分野に注目して会社を検索する時には非常に便利だと思います。しかし、1社で様々なカテゴリの製品を提供している会社などの場合は複数のブースを出しているところもあり、効率という点では何らかの措置が必要だと思いました。
これらの企業エリアの側面にわたって、研究成果発表に参加されている大学・公的研究機関の研究室紹介エリアが配置されており、企業展示者が気軽に大学の研究内容に触れることが出来るのはいい傾向だと思います。
実際に様々な企業関係者がこのエリアに入り乱れ、研究情報の交換から共同開発の提案、はたまたマーケティング調査も行われていたことと思われます。
これらのブースを見て回って感じたことですが、ここで発表している研究室は既に企業と提携しているところが多く、ごく一例とは思いますが実力のある研究室には比較的早くから企業が参加しているという最近の傾向が見受けられました。
こういった流れが定着すれば日本でもバイオベンチャーに対する評価が高まっていくのではないでしょうか。企業側は独自製品の開発のためだけではなく、現在元気がない基礎系バイオ市場の活性化のためにも、今後とも積極的に大学側と接触していく必要があるのでなないでしょうか。
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バイオ・コンシェルジェでは、研究者の方々からのご意見をどんどん取り入れていきます。
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BIOEXPOや学会などに参加するといつも思うのが、例年通りといかないところです。
機器メーカーの数の減少や、受託サービス提供企業の増加、新規受託サービスの登場による受託範囲の拡大。
BIOEXPOでも来場者数こそ毎年増えていますが、確実に来場者層は変わっているはずです。
出展企業にとっても、出展前のリサーチが重要になりそうですね。
バイオ・コンシェルジェも今後様々なカテゴリが増えていくのではないかと思います。
(鈴木)
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