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■バイオテクノロジー業界活性化Phase2(vol.12)
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バイオ研究支援サイト『バイオ・コンシェルジェ』
BCメルマガ『バイオテクノロジー業界活性化Phase2 第12号
Bio Concierge Inc.
───────────────────┐ 2006年3月7日(火)vol.12
└ www.bio-concierge.com ──────
バイオ・コンシェルジェのメールマガジン「BCメルマガ」に新しくご登録の皆様、
ご登録ありがとうございます。「BCメルマガ」編集委員の鈴木です。
特集第2弾が公開されました。
http://www.bio-concierge.com/buyers_guide/protein1.php
今回は、タンパク質カテゴリの免疫反応解析に注目しました。
サンドイッチ法、競合法(直接競合ELISA)や直接吸着法(間接競合ELISA)など免疫反応解析で用いられる実験手法から、プレートリーダー、マイクロビーズアッセイシステムなどの機器などを中心にまとめています。
こうして、ひとつひとつの小カテゴリを見ていくと意外な発見があったりします。
あ、この企業がバイオ分野に参入していたんだ。
受託サービスの幅がどんどん広がっているなぁ。
など、受託サービスで全ての研究内容も出来るような気すらします。いろいろな分野の受託サービスに着目して、受託サービスに関するコンテンツの充実を目指したいと思います。
ご意見・ご要望がありましたら
info@bio-concierge.com
までお気軽にご連絡ください。
◆
最近のTOPIXからつまみ食い
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「タミフルの化学合成に成功:東大グループ」
インフルエンザの特効薬とされ、新型インフルエンザに対しても効果が期待されているタミフル(正式名称リン酸オセルタミビル)の化学合成に、東京大学大学院の柴崎正勝教授らのグループが成功しました。
東京大学大学院薬学系研究科 有機合成化学研究室はこちら
http://www.f.u-tokyo.ac.jp/~kanai/
今までタミフルは中華料理の香辛料として使用される「八角」に含まれる、「シキミ酸」という化学物質から幾度かの化学反応を経て合成されてきましたが、農作物である八角は時期や気候変化によって収穫量が変動するので、安価に供給するのが難しいとされていました。
実際に、海外ではタミフルに八角が使われている事が報道されてから八角の卸値が高騰したという話しもあります。
今回開発された技術により、世界中で大量備蓄の計画がなされているタミフルの安定的かつ低価格での供給が可能になるかもしれません。一方で、タミフルの製造に関わる特許群は開発元のロシュが持っているので、今回の研究内容の利用には両者間の話し合いが必要ですが、双方にとっても、そして我々にとっても有益な技術利用の検討がなされることを期待します。
「ドイツで猫が鳥インフルエンザに感染」
ドイツ北部で、鳥インフルエンザに感染し死亡したとされる猫が見つかりました。この地域では同じ鳥インフルエンザウイルスに感染したと思われる野鳥が多数発見されており、今回死亡した猫もこの野鳥から感染したと思われます。
当初WHOでは、これによってヒトへの感染リスクが上昇することはないとしてきましたが、この猫が感染したウイルスが高い病原性を持つH5N1型ウイルスであることがわかり、一部の専門家らは猫からヒトへの感染も否定できないとしています。
ヒトが使用する分のタミフルも十分に備蓄できていない現状では、猫に対する配慮もままならないわけですが、ここにきて明るいニュースがありました。
それが、ここでも紹介したタミフルの化学合成技術の開発です。この技術が応用されればタミフルの大量生産も可能になるというのです。実際に実用されるまでに現場レベルではいろいろな課題も残っているでしょうが、今回のニュースにあるように鳥インフルエンザに関するマーケットはずいぶんと広いモノになりそうです。
現在、ペットの医療費は国の保険がきかず、高額な治療費が必要ですが、愛するペット(既に家族と言っても良いでしょう)にかなりのお金をかける方も増えています。それに伴い、ペット専用のトクホとも呼べる商品も多数販売されています。
今回の報告された猫への鳥インフルエンザ感染も、ペットに対するインフルエンザワクチンや治療薬の開発・販売の動きを起こし、そしてタミフルの化学合成技術の開発がその流れをさらに加速させるものになるのではないでしょうか。
◆
経済的バイオ関連情報(第8回)
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前々回でようやく梅も咲き、6日には東京で春一番。いよいよ春到来です。今年は特に寒い冬でしたので、待ちに待った春…と、なれば良いのですが、この時期になればなったで悩まされるのが花粉症。年々、その症状を持つ人が多くなってきているように思います。
そんな花粉症を今回は取り上げてみたいと思うのですが、今年はどうやら昨年に比べて花粉の量が減少する見込みとのことですが、第一生命経済研究所の報告によりますと、この花粉の減少が、なんと実質GDPを前年比+2,294億円押し上げるとのことなのです。
なんでも、花粉症の症状が軽減されることにより、外に出かける人の数が増え、それが結果的に経済に好影響を及ぼすとのことなのです。
参照:
http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/rashinban/pdf/et05_285.pdf
感覚的には逆に花粉の飛散量が増加することにより、マスクや薬を中心とした花粉症対策グッズの売上が増加し、医薬品の売上が増えることが好影響を及ぼすことのでは、と思っていましたが、どうやら日本経済全体で見れば逆なようです。
それでもいくら医薬に関する仕事に携わっているからと言って、花粉が増えることによって売上につながるよりも、その症状をなくしたいと思うのは当然のことですよね。
医薬品メーカーが花粉症の症状がなくなる新薬で日本経済に貢献してくれるようになれば、そして将来、花粉と経済が実質的に関係がなくなるくらい、花粉症がなくなれば嬉しいです。
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バイオ・コンシェルジェでは、研究者の方々からのご意見をどんどん取り入れていきます。
ご意見・ご要望は
こちら
まで
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┃編┣━┫後┣━┓
┗━┫集┣━┫記┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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花粉症の話題について触れましたが、私は幸いまだ、発症していません。
まわりには花粉症の方が多く、今年はなるんじゃない?といつも脅されています。
花粉症の軽減により、2,000億超の経済効果が見込まれるとありますが、実際、治療費と薬代だけで現在、3,000億近くが出費されているらしいのですよね。さすがに10人に1人以上が発症しているので、規模もでかいです。
マリナーズのイチロー選手も日本にいた頃、花粉が舞う時期はいつも、打撃不振になっていた傾向があったらしいですし。
風邪と同様に身近なものとなってしまっていますね。
画期的な対策が早く実現されることを願うばかりです。
(鈴木)
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