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発現解析を発展させる技術!(リアルタイムPCR編)(1/4 page)


前項で解説したように、リアルタイムPCRは微量なmRNAを検出器で検出できるほど増幅しつつ、出発物質の量をその増幅産物から予測できる装置です。手法とともに製品との関連を見ていきます。

リアルタイムPCRのTOPIX
リアルタイムPCRの原理インターカレーター法蛍光プローブサイクリングプローブ法
リアルタイムPCRのアプリケーション
機器選定のポイント
温度コントロールに空冷方式を採用する機器 / 冷却系にペルチェ素子を採用する機器
・関連受託サービス(プローブ作製リアルタイムPCR解析受託

リアルタイムPCR
原理

リアルタイムPCRは、PCR反応時の増幅産物の量を常にモニタリングし、増幅産物が描く増幅曲線を利用して、サンプルのコピー数を算出するという方法です。

PCR産物の増幅曲線は通常、(図1)の様なシグモイドを描くのですが、この曲線の増幅曲線の立ち上がりに必要なサイクル数は、出発産物のコピー数が多いほど少なくなります。

PCR反応時に既知のコピー数を持つ配列をコントロールにして、コピー数とサイクル数とで検量線を作製することにより、サンプルの増幅曲線からコピー数を算出することが出来ます。PCR産物の増幅速度は、蛍光色素の蛍光強度によって検出されます。

検出方法は様々ありますが、今回は次のページで比較的広く用いられているインターカレーター法蛍光プローブを使用する方法について紹介します。
PCR反応のサイクル数と増幅産物の関係

PCR反応におけるDNA量の変化は、上図のようなグラフを描く。通常の検出器では図のように出発産物のコピー数を測定することは出来ないので、シグナルを得られるのは何回かのサイクルを経てからである。この、検出器で検出できる最初のサイクル数は、PCR反応時の鋳型のコピー数の差により異なる。既知のコピー数の鋳型をコントロールとして、PCRを行い、これを測定することにより未知サンプルのコピー数をこの結果から推測することが出来る。

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